2010年12月3日金曜日

赤盤・青盤の総論

赤盤青盤は昨年のリマスター盤と同じもののようだが(音の過不足はないが)、
音声データとしては微妙に異なっている。
多分、リマスター版のCD音源ではなく、
USB発売された精度の高い24ビット音源からCD用の音源(16ビット音源)が改めて作られたと思われる。

昨年盤は音圧が高かったのが、今回はダイナミックレンジを優先したらしく、
ダイナミックレンジが広がったと思われる曲が多い(特に青盤)。

While My Guitar Gently Weepsが一番顕著なようなので
この曲でダイナミックレンジの違いが確認できる人は
後述の曲でも何らかの違いが確認できるものと思う。

***

以下はダイナミックレンジが広がったと思われる曲のリスト
All My Loving
Can't Buy Me Love
A Hard Day's Night
And I Love Her
You've Got to Hide Your Love Away
Drive My Car
Paperback Writer
Yellow Submarine
Strawberry Fields Forever
Penny Lane
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
With a Little Help from My Friends
Lucy in the Sky with Diamonds
A Day in the Life
I Am the Walrus
Magical Mystery Tour
Lady Madonna
Back in the U.S.S.R.
While My Guitar Gently Weeps
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Get Back
Don't Let Me Down
Old Brown Shoe
Here Comes the Sun
Come Together
Something
Octopus's Garden
Let It Be
以上

2010年11月13日土曜日

Tomorrow Never Knowsのループ

忘備録としてエントリー作成

全曲バイブルで唯一やり残したと思う仕事が、ドラムスがループかどうかの調査。
かなり可能性があるのだが、基本的に1小節の長さが微妙に違う。

現時点では「どちらとも言えない」

2010年11月6日土曜日

ビグスビーのアーム

結構、反応が敏感だ。
アームに遊びが無くて少し触れるだけで簡単にビブラートが掛かる。
Can't Buy Me Loveの間奏がカントリージェントルマンであるにしろテネシアンであるにしろ、ビブラートが掛かった音はチョーキングではなくスライディングで音を出した後で、アーミングしていると思う。ただし、ライブの音はアームを使わずにチョーキングしているので悩ましいとこだが。ちなみにポジションは10フレット付近ではなく(こっちの方が弾きやすいけど)5フレット付近で演奏している。

2010年10月31日日曜日

Baby's In Blackのボリューム奏法

ボリュームペダルじゃなくて、グレッチに付いてるマスターボリュームを操作したっぽいな。

と思っていたけど、アームで音程を下げただけのようだ。

2010年10月30日土曜日

青盤

青盤は特にリマスターの方針に特徴がある。
担当者の好みなのだろう。
16ビットの限界ギリギリまで音量を上げ、
更に昨年のリマスター版よりメリハリを付けた曲が多い。

Sgt. Pepper's Lonely Hearts club Band
リマスターステレオと同じ。

With A Little help From My Friends
リマスターステレオと同じ。

Lucy In The Sky With Diamonds
リマスターステレオと同じ。

A Day In The Life
イントロの歓声がなくAギターが最初からON(F.I.でない)。
以降はリマスターステレオと同じ。
※イントロのピアノの右手パートが入る箇所(1拍目裏)が編集ポイントになっている。
 この部分だけ新たにデジタル化が行われたと思われる。

All You Need Is Love
リマスターステレオ(MAGICAL MYSTERY TOUR)と同じ。

I Am the Walrus
リマスターステレオと同じ。

Hello, Goodbye
リマスターステレオと同じ。

The Fool on the Hill
リマスターステレオと同じ。

Magical Mystery Tour
リマスターステレオと同じ。

Lady Madonna
リマスターステレオと同じ。

Hey Jude
リマスターステレオと同じ。

Revolution
リマスターステレオと同じ。

Back in the U.S.S.R.
リマスターステレオと同じ。
※ Dear Prudenceが始まる前にF.O.

While My Guitar Gently Weeps
リマスターステレオと同じ。

Ob-La-Di, Ob-La-Da
リマスターステレオと同じ。

Get Back
リマスターステレオ(Past Mastersのシングルバージョン)と同じ。

Don't Let Me Down
リマスターステレオと同じ。

The Ballad of John and Yoko
リマスターステレオと同じ。

Old Brown Shoe
リマスターステレオと同じ。

Here Comes the Sun
リマスターステレオと同じ。

Come Together
リマスターステレオと同じ。

Something
リマスターステレオと同じ。

Octopus's Garden
リマスターステレオと同じ。

Let It Be
リマスターステレオ(Past Mastersのシングルバージョン)と同じ。

Across the Universe
リマスターステレオと同じ。

The Long and Winding Road
リマスターステレオと同じ。

2010年10月24日日曜日

Nowhere Manのリードギター

間奏は「ジョンとジョージがストラトで~」という説をしばしば耳にする。かっこいい説だけど、ギターを弾く人ならこのギターは1本で弾けると考えるのが普通ではないだろうか?2人で弾いたにしては単音で聞こえる箇所が多すぎる。
俺には、1本のギターで1弦の開放弦を利用しながらゆったりしたピッキングで弾いた演奏、に聞こえる。

こんな感じ(フレット/弦で記述)
0/1 5/2 4/3 6/4
0/1 5/2
0/1 0/2 4/3 6/4 ・・・2弦も開放

4/2 4/3 4/4
0/1
2/1 0/2 4/3 4/4 ・・・2弦もは開放

0/1 2/2 2/3 2/4
0/1
0/1 2/2 2/3 2/4
0/1 2/2 2/3 2/4

0/1 0/2 1/3 2/4
0/1 0/2 2/3
0/1 0/2 4/3

2/2 2/3
2/2 2/3
4/4

5/2 5/3
5/2 5/3
8/6

8/6
7/6
7/6 ・・・スライドダウン
0/6
と思って一人で弾く方法を考えて見たけど結局2人で弾いてるっぽいなあ。
5/1 ・・・ハーモニクス

2010年10月23日土曜日

I Want To Hold Your Handのコード

赤盤を聴いてて思い出したが、タイトルフレーズ部分をBmとしている楽譜が多い。今では、ジョンがB7を弾いている映像を容易に見つける事ができるんだが。

2010年10月22日金曜日

赤盤

Love Me Do
リマスターモノと同じ。

Please Please Me
リマスターモノと同じ。

From Me To You
リマスターモノと同じ。

She Loves You
リマスターモノと同じ。

I Want To Hold Your Hand
リマスターステレオと同じ。

All My Loving
リマスターステレオと同じ。

Can't Buy Me Love
リマスターステレオと同じ。

A Hard Day's Night
リマスターステレオと同じ。

And I Love Her
リマスターステレオと同じ。

Eight Days A Week
リマスターステレオと同じ。

I Feel Fine
リマスターステレオと同じ。

Ticket To Ride
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

Yesterday
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

Help!
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

You've Got To Hide Your Love Away
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

We Can Work It Out
リマスターステレオと同じ。

Day Tripper
リマスターステレオと同じ。

Drive My Car
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

Norwegian Wood
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

Nowhere Man
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

Michelle
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

In My Life
リマスターステレオ(80年代のGMリミックス)と同じ。

Paperback Writer
リマスターステレオと同じ。

Eleanor Rigby
リマスターステレオと同じ。

Yellow Submarine
リマスターステレオと同じ。

2010年10月17日日曜日

A Hard Day's Nightの12弦ギター

イントロもエンディングもFadd9のコードを使っているが、
アルペジオの時だけ1弦1フレットを使うコピー譜面が一般的になっている。
12弦ギターなのでこのファの音は4弦3フレットの副弦で出しているのだが。
つまり左手はFadd9を押えるだけで何もしなくて良い。

同様に3弦2フレットのラの音は1オクターブ上の音が出ているが
この音は割と無視されてる気がする。

2010年10月13日水曜日

テネシアン その2

グレッチのトーンコントロールは鳴らしてみないと特徴を掴めない。
トーンコントロールではなくトーンスイッチだからだ。
ピックアップ切り替えスイッチの隣(ブリッジ側)にあるのがそれ。

上側にするとトーンを絞った設定で
I'll Follow The SunのイントロのギターはフロントPUで弾いている。

下側にするとやや絞った設定で
Kansas Cityのイントロのギターの音色(多分リアPU)になる。

中央はノーマルで最も明るい音色になる。

2010年10月10日日曜日

設定アプリ用の情報定義

Windowsで言うレジストリあるいはINIファイルに相当する機能。
ホーム画面の設定アプリで編集できる。

root.plistに以下の情報を作成する(以下はGroup定義部分の例)。
 ON/OFFスイッチの設定例
複数選択の設定例

ソースコードからの参照・設定
【参照】
    BOOL flag = [[NSUserDefaults standardUserDefaults] boolForKey:@"PREF_KEY_BOOL"];
    NSString *str = [[NSUserDefaults standardUserDefaults] stringForKey:@"PREF_KEY_STRING"];

【設定】
    [[NSUserDefaults standardUserDefaults] setObject:@"abc" forKey:@"PREF_KEY_STRING"];

Document Typeの指定

info.plistにDocument Typeの指定をすると他のアプリからファイルを受信できる(以下は拡張子midの例)。

呼び出される関数
- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions
  通常の起動時はlaunchOptionsがnilだが、他のアプリから呼び出されると有効になる。
 ただし、バックグランドにいる時は呼び出されない。
 この関数でファイル処理をする必要はない!
- (BOOL)application:(UIApplication *)application handleOpenURL:(NSURL *)url
  他のアプリから呼び出されるときに必ず呼び出される。
 
※ファイルはInboxフォルダにコピーされているので使ったら削除する必要がある。
同じファイル名があると枝番が付けられる。

呼び出し元
Safari/Mail/Dropbox/Good Readerは対応している。


【サンプル】
- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions
{
   [window addSubview: [mainViewController view]];
   [window makeKeyAndVisible];
   if( launchOptions != nil ) {
      //必ず handleOpenURL() が呼び出されるので、ここで処理する必要なし
      // 未起動:viewDidLoad -> WithOptions -> handleOpenURL
   }
   return YES;
}

- (BOOL)application:(UIApplication *)application handleOpenURL:(NSURL *)url
{
   // urlの処理
}

iTunesでの書類の編集

info.plistの以下のフラグをONにするだけで
iTunesから書類(Documentフォルダ)の編集が可能になる。

ユニバーサルアプリの設定

【iPhone/iPad で異なる指定が必要な項目】

(1)メイン画面
 ただし、InterfaceBuilderでサイズ変更設定を正しく行っていればiPhone用を共有可能。


(2) アイコン

起動画面の設定

【全方向での起動に対応する設定方法】
 縦横の画像を作成してXCODEで以下の設定を行う。

(1) info.plistで対応している方向を指定する(以下は全方向の例)

(2) 対応する方向の画像をプロジェクトに入れる(名称は固定)。 

2010年10月6日水曜日

imagine

Signature Boxを通しで聴いて、折角だから何か違いを調べてみた。
imagine収録版をピックアップしようとしたが、結構あるので1988,1990,2000のリリースぶんだけ集めた。

まず2000年版と比べてみたが空間系のエフェクトが多量に掛かっているので結構手こずった。
全体的に個々の輪郭をハッキリさせたっぽい。
ピアノとボーカルのエコー部分が抑えられているけど、これって当初からスペクターが意図的にやっていたものだと思うのだが...

と思っていたら、'88バージョンとは殆ど同じだった。
数カ所でプチノイズを削除している程度。
つまり2000バージョンが相当弄っていたんだな。

今回のリマスターは良いかも

テネシアンを手に入れた

と言ってもtennesseee roseだけど。
一応、1962HT(HiLoTronのやつ)だから、音はかなり近いはずだ。
で、気になっていたfor Sale頃のギターを聴き比べてみた。

I Feel Fine
イントロのギターリフはやはりアンプを通したJ-160Eで
7小節目から入ってくるギターがテネシアンのフロントPU。
テネシアンはそのまま全編でメインの演奏となっている。
間奏のリードギターはテネシアンのリアPUのようだ。

Words Of Love
アルペジオ部分を聴けば12弦ギターで無いのは明らかなのだが
1弦の開放弦を使ったリフと12弦ギターとの違いを説明して説得することができなかった。
どのギターか指摘できる必要があったのだけど
どうやらテネシアンのリアPUのようだ。
アルペジオはローポジションで、A音は3弦2フレットで鳴らすとかなりニュアンスが似ている。
Rock And Roll Music
イントロのギターコードもテネシアンの音のようだ。

あと、気になるのは、Can't Buy Me Loveの間奏がテネシアンかも知れないこと。
フランス公演でテネシアンを使ったという情報があるので可能性としては充分だ。
カントリージェントルマンを入手してみないと解らないけど。