2014年1月7日火曜日

MID2PRN V4.3 for iOS

MID2PRN V4.3 をリリースしました。MIDI演奏時のメモリ消費を削減しました。
久しぶりなのでDemoビデオも作ってみました。スネアを犬の声に変えて演奏しながら、楽器の配置を変更している例です。

2014年1月5日日曜日

Paul on YouTube

Penny Laneの変遷
キーを下げた曲で思い出したのがPenny Lane(2013年はやってないが)。これは少し変わっていて、レコーディング時はキーCで演奏したがミキシング時はBに下げた曲である。つまりベースやピアノはCで演奏するのが本来の姿だ(完全コピーをするバンドにとっては特に重要なポイントである)。 ポール自身が93年にカバーした時はキーCでベースを弾いており、当然ボーカルは半音高く歌うことになる。それでもこの当時は余裕で歌えたようだ。ところが08年の映像を見るとベースの演奏がキーBになっている。つまりボーカルはオリジナルキーだが演奏は半音下げることによりオリジナルとは違う奏法になっているのである。ライブ映像を参考にする場合はこの辺りの注意が必要である。
ちなみにウィックスは93年当時にCで演奏を完成させているため、08年も同じキーCで演奏している。つまりキーボードのトランスポーズを利用して半音下げている。
93/6/15
http://youtu.be/olooQx8vkGI
08/6/14
http://youtu.be/TTlVgxo2P7c 

I Will
I've Just Seen A Faceではカポタストを使わないのでキーが下がっているが(Wings時代から)、ポールがライブでカポタストを使いたがらない最近の例がI Will。オリジナルキーはFだが、ここではEになっている(ポールのEコードは中指と薬指を逆に押さえるので分かり辛いが)。つまりオリジナルは1カポで演奏したと判断できる。
http://youtu.be/PHHyFrM-Jsc 

Michelle はカポタストを使う稀な例である。5フレットに付けるのでカポ無しだと全く違う雰囲気になるからだ。しかし、それを実践したことがある。1973年のテレビ番組で他の曲とのメドレーということもあって、カポ無しのキーCで演奏している。ボーカルはほぼファルセットでシャンソン風に歌っている。
なお、マニアの人は既にお気付きかも知れないが、1973年の演奏ではジョンが作曲したパートをカットしている。この当時の二人の関係が垣間見える。
Up Close 1992
http://youtu.be/F6KWX4zDE7Y

 James Paul McCartney TV Show1973
- [Medley] Blackbird/Bluebird/Michelle/Heart Of The Country
http://youtu.be/UY3JwlwgqxU